小鳥日記

30代独身女の日常と考え~貯金とか節約とか仕事とか断捨離とか~

病気のこと⑤ ~深まる疑惑~

 

約一週間後、午前中に仕事の半休をとり

予約したクリニックへ向かいます。

 

ビルのワンフロアの、それほど大きくないクリニックですが、

新しく綺麗でインテリアも女性が好みそうなやわらかな色合いでした。

 

クリニックが開く時間ぴったりに着いたのに、すでに沢山の人が待っていました。

 

周りを見渡すと、40-50代くらいの方が多いように感じます。

 

受付で予約した旨を伝え、紹介状を渡すと、女性医師を希望するかを聞かれました。

 

実は、このクリニックに決めた理由のひとつが、ホームページに女性医師の診察が可能と書かれていたからでした。

 

「できれば、お願いしたいです」

 

「待ち時間が長くなるかもしれませんが、大丈夫ですか?」

 

そんな質問をされ、

やはり、センシティブなことなので女性医師が人気なのだなと思いながら、

午後の仕事に間に合うか逡巡します。

 

まあ、専門の医師なのだからいいか…

 

と思いなおし、待ち時間が短いほうを希望すると伝えました。

 


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待ち合い室で雑誌を読みながら少し待ち、

名前を呼ばれて診察用に着替えをします。

 

まずはマンモグラフィからです。

これもまた初めてだったため、

相当痛いのだろうと覚悟していましたが、

こんなものか、という程度でした。

痛みは人によるところが大きいようです。

 

次に再びエコー。

これにも時間がかかりましたが、無事に終わります。

 

待ち合い室に戻り、

診察室にいちばん近いソファに座りました。

 

 

中からは話し声が漏れており、

もちろん内容は聴こえませんが、

時折笑い声が混ざるような楽しげな様子でした。

 

このクリニックに来る人は、

私のように健診の再検査でくるのか、

自分で異常を発見してくるのか、

それにしても、こんなにも人が多いなんて

関心が高いのだなと

ぼんやり考えながら、

人の声が頭の中を通りすぎていきます。

 

やっと名前が呼ばれ、診察室に入ると、

40代くらいの男性の院長先生が担当のようで、こんにちはと挨拶を交わしました。

 

先生はマンモグラフィとエコーの画像を、真剣な顔で見ています。

 

 

さっきまで、あんなに楽しげな声が漏れていた診察室が

しーんとしているように感じます。

 

 

触診をしながら、 

「何か、自分で気がついたことや変わったことはないか」

と問われます。

 

「だいぶん前から、ものすごく肩が凝ります」

 

この半年ほど前から、肩凝りのひどさに不眠になるほどで、

心療内科で軽い睡眠導入剤をもらっていたのです。

 

どうやらその自覚症状はあまり関係ないようで、軽く流されてしまいましたが、

先生を見るとかなり厳しい表情をしていました。