小鳥日記

30代独身女の日常と考え~貯金とか節約とか仕事とか断捨離とか~

病気

病気のこと⑬ ~入院~

入院の日が決まりました。 まず最初にしなければならないのが、 会社への説明でした。 前に少し書いた通り、 その頃の私は別支店(というか、子会社のようなもの)への出向という形で勤務しており、 実務上の直属の上司と、雇用上の組織が異なるという、すこし…

病気のこと⑫ ~両親~

悪性腫瘍、つまり「がん」だということがわかったとき、 ふつう人はどうやって、両親に説明するんだろう? しかも、もう子供は産めないかもしれない。 31歳の未婚の娘が「がん」になった。 それは多分、一般的にはまわりの人々に「死」をイメージさせる。 私…

病気のこと⑪ ~むずかしい選択~

先生は、こう切り出しました。 「前の先生からの引き継ぎには、全摘のほうがいいのではないかと書かれている。たしかにそうだけれど、自分は部分切除でもなんとか出来るのではないかと思う。」 「がんを取りきれているかは、断面の検査をすることでわかる。…

病気のこと⑩ ~転移よりも気になる~

手術をすると決めた病院に、初めていく日がきました。 診断結果などの書類が入った紹介状を握りしめ、いざ乗り込みます。 ちなみに最近の診断結果は、紙ではなくデータ をCDのようなものに焼いて持っていくようで、封筒は予想外に薄いものでした。 受付を済…

病気のこと⑨ ~心境の変化~

しばらくして、クリニック提携の病院に造影CTを受けに行きました。 初めていく病院。 この時点から、病院の方々の私を見る目は、 「若いがん患者」 になっていると感じ、わたしのアイデンティティも瞬時に それに近しいものになった気がします。 同情心によ…

病気のこと⑧ ~しずかな告知~

いよいよ、生検の結果がわかる日がきました。 その日は、さすがに丸一日有給休暇をとりました。 一人でクリニックに向かいます。 4度目の来院です。 待ち合い室にいる間、私は落ち着いていましたが、 色々な音がやけに鮮明に聞こえる気がしました。 いつも…

病気のこと⑦ ~不安な日々~

生検までの約一週間、 どうしても、ネットで色々と情報を調べてしまいます。 「若年性乳がん」 「ステージ」 「生存率」 「医療費」 「誤診」 「遺伝」 「全摘」 「抗がん剤」 「脱毛」 「先進医療」 はじめのうちは、それこそ時間を忘れて あらゆるキーワー…

病気のこと⑥ ~がん?~

結論としては、 左の胸に2つのしこりがあり、 マンモグラフィでもエコーでも確認できる。 画像診断は確定診断にはなりえないので、 生検を行う必要があるが、 現状悪性の可能性を否定できない とのことでした。 なんとなく、 「心配いらないでしょう」 「乳…

病気のこと⑤ ~深まる疑惑~

約一週間後、午前中に仕事の半休をとり 予約したクリニックへ向かいます。 ビルのワンフロアの、それほど大きくないクリニックですが、 新しく綺麗でインテリアも女性が好みそうなやわらかな色合いでした。 クリニックが開く時間ぴったりに着いたのに、すで…

病気のこと④ ~再検査を急げ?~

センターからの連絡を待っている間、 からあげ定食がやってまいりました。 なんの話だろう? 結果はいつも2週間くらいで勤務先に届くのに?などと考えはじめ、 さすがにからあげを食べはじめる気にならず、そのまま電話を待ちました。 再びスマホが鳴ります…

病気のこと③ ~突然の呼出し~

エコーが終わると、 最後に別の部屋で簡易な内科検診をして終了です。 エコーに時間がかかったためか、 待ち合い室にもほとんど人がいなくなっていました。 平日は午後も健診をするようですが、 私が行ったのは土曜日だったため、 午前中で閉まるようです。 …

病気のこと② ~違和感~

健康診断当日がきました。 採血 レントゲン 聴力視力 心電図 どんどん進んでいきます。 胃カメラを飲み、 胃炎になっていることを指摘されるも、日々のストレスに思いをめぐらせ、 「でしょうねぇ…」 という感想でした。 乳房エコーの順番がきました。 若い…

病気のこと① ~はじまりの電話~

少し暗いトーンの話をしてしまったので ついでに(?)病気の話もしてみようかなと思います。 今から約1年半ほど前、私は31歳でした。 その頃、寝るためだけに家に帰り、 朝は這うように出勤して激務をこなす日々。 従業員の殆どが女性の支店に出向していた為…